前回のブログ更新からあっという間に半年も過ぎてしまいました。この間は半導体業界からの当社製品に対する供給量増加の強い要請に応えるべく、当社小田原工場の拡張と設備増強、それに伴う人員増員など目まぐるしい6か月でした。

対象となる当社製品は特殊なドリルになりますが、その製造技術は当社の創業期に最初に開発したドリルの製造技術そのものでした。しかしながら、当初開発したドリルの売上はほとんど横ばい状態で、売上全体に占める比率も低く、営業会議ではカタログからも削除したらどうかという意見まで出る状況でした。

ところが、ドリル開発から18年経ってようやくその製造技術と製品が注目され、日本国内だけでなく海外からも供給要請が増加し、今回の生産能力増強となった次第です。今となっては、あの時ドリルを製品ラインナップから削除しなくて良かったと思っております。

数年あるいは10年経てば最新技術も陳腐化すると言われる今日にあって、20年近く前に開発した製品が今になって脚光を浴びていることに感慨深いものを感じています。