9月から11月にかけては気候も良いためか様々な展示会が目白押しです。情報収集やマーケティングのために多くの展示会に行きますが、そこでいつも感じることは「工具メーカーは黒子なんだなあ」という思いです。展示会に入場するための招待状などには簡単なアンケート欄がありますが、「あなたの業種は?」の項目に「工具メーカー」という文字は見たことがありません。近いものでせいぜい「金属加工業」くらいでしょうか。

モノづくりには様々な「工具(あるいは道具)」が必要であるにもかかわらず、それらにスポットライトが当たることはほとんどありません。今はやりの3Dプリンターやレーザー加工機についても、それらを構成する部品を加工する際に、もし切削工具が無かったら装置そのものが存在出来ないのではないでしょうか。

最新のテクノロジーあるいはそれによる製品群は常に人の注目を集め、メディアにも大きく取り上げられますが、その陰に「工具」が存在することをたまには気にしていただけるとうれしいです。